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Channel: 晴れときどき競馬とホークス
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実生活に於ける愛の実践

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 神は愛である。 

 愛するとは欲望することではないのである。 欲望するのは愛欲である。 真の愛は与えるところの愛であって、欲望することではないのである。 神はただ吾々に与えることのみを実践しておられるのであって、何一つ吾々よりは与えられようとはしておられないのである。 これこそが真の愛であるのである。

 自己の神性を自覚するところの神想観に於て、只神より無限の智慧、無限の愛、無限の生命、無限供給が流れ入るのみ念じて、自己が欲望の塊となっている有様をみつめるが如きは真の神想観ではないのである。 自己が神であるところの実相を観ずるのは、自己が如何に多くの人に与えているかの実相を観じなければならないのである。

 『わが全身神の生命にみたされて光明燦然と輝く』 と念ずるのは、自己が威張らんが為に光明燦然と輝いているのではないのであって、その光がすべての生きとし生けるものを光被しすべてのものを愛し恵み、光を与えるために輝いているのである。 その積りですべて生きとし生けるものに光与うる自覚に於て自己の全身が光明燦然と輝くのを凝視するのが神想観である。

 ここにも 『与えれば与える程ふえる』 の法則が行なわれているのである。 親は子供を愛する、その愛の反映として子供は親を愛するのである。 親がもし子供を老後に養って貰いたいために貯蓄をして置くつもりで世話するならば、それは真に与える愛ではないから、子供の方も親を本当に愛することはないであろう。 又子供が親を単に物質的供給をしてくれる世話人であるとのみ思っているならば、親の方も子供を真に深い愛情をもって愛することはできないであろう。

 すべて蒔いた種類の種が刈りとられるのである。 蒔かぬ種は生えぬのである。 これが心の法則である。 もし諸君が神の愛を受けようと思うならば、神の愛と同じき 『無我の愛』 を諸君の隣人に対して与えなければならないのである。 斯くの如くすることによって諸君は神から又無我愛を受けとることができるであろう。

 愛は単に心で愛しているという丈では足りないのである。 愛は実践を要求する。 愛は相手をよろこばす所の何か行為によって裏づけられなければならないのである。 もし実践的行為に於て他を喜ばす何事をもなさないでいて、 『自分は人類を愛する』 等という人があるならばその人は大インチキである。

 しかし絶対安静の病人以外の人は誰でも日々何かの行為をするのである。 だから、その行為を愛の方向にふりむけるならば、誰でも愛行を実践することができるのである。 御飯を食べるにしてもただそれを利己的に食べないで  『この食を受くるによりて神の生命がわが生命となり吾を通して神の愛が実現致しますように』  と祈りながら食するならばその食事が直ちに愛の実践に変わるのである。

 何事をなすにも、この仕事を通して人類を愛し給う所の神の愛が実現いたしますように念ずるならば、それはただの利己的祈りではなく、人類を愛する神の愛の媒介となる行為である。 『神は常に吾が仕事を通して人類を祝福し給う』 と念じながら仕事をなすならば神の全智全能の波長と一つになるが故にその仕事は完全に行なわれ同時に自己及び他を害するが如き故障がおこることがなくなるのである。 

 まず神を愛することである。 そして神と自己同一することによって、すべての人類を愛する、のである。  『神の愛自分に流れ入って自分の愛を通して神が人類を愛し給うているのである』  かく念ずることが自己自身を祝福することになるとともに全人類を祝福することにもなるのである。  『与えれば与えるほど与えられる』 のが心の法則であるから、吾々は愛を他に対して流し出すことに努めなければならないのである。

 世界に対して何か貢献するということは何か偉大な仕事をしなければならないように思ったり、何かすばらしい機会が見つかったならば、その時に人類のために働こうなどと考える人があるかもしれないけれども、愛は今すぐ手近に実践すべく待っているのである。 深切なことを今実行するそれが如何に小事であろうともそこに神の愛が実現するのである。

 毎日毎日時々刻々、一挙手一投足 『われは今ここに神の愛を実現しつつある』 と念じてすべてのことを為せ、 やがてすばらしいことが実現してくるであろう。 毎日蓄積されるところの愛の念波が、次第次第と雪達磨の如く巨大となって、凡ゆるよきものを世界からひきつけることができるようになるのである。

 
                  吉田 國太郎  『白鳩』誌 24年新年号より



光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

函館記念 〔3〕

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06年
    2枠04番 エアシェイディ ・・・・・・・・・ 2着
    3枠05番 トウショウナイト 《七夕 6着》


07年
    3枠03番 メイショウクオリア 《巴 6着》
    4枠04番 エリモハリアー ・・・・・・・・・ 1着


08年
    2枠02番 マンハッタンスカイ 《巴 6着》・★3着


09年
    5枠09番 マヤノライジン  《巴 6着》・★2着

    8枠15番 インティライミ  《金鯱 6着》
    8枠16番 サクラオリオン ・・・・・・・・・・ 1着


10年
      該当なし


11年
    2枠03番 マヤノライジン 《五稜郭 6着》・★2着
    2枠04番 キングトップガン ・・・・・・・・・ 1着


12年
    2枠03番 トランスワープ ・・・・・・・・・・ 1着
    2枠04番 ミッキーパンプキン 《巴 6着》・★3着




 

  ◆13年 登録

       モズ  =  《巴賞 6着》







“實相” と “現象” とを混同してはならない

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 自己の内にやどる “神” を観、すべての人々の内に宿る “神” を観て、自己尊敬と他己尊敬の心を起し、万事万物の奥に横たわる “神性” を礼拝し、その “神性” を生かすように、生かすように生活するとき、万事は都合よく順調に運ぶようになるのである。

 『あの人を “神の子” であると信じていたのに、裏切られた、これから人を信じてはならない』 などと人は往々にして考えるのであるが、それは “實相” と “現象” とを混同してしまうから、そんな考えが起るのである。

 『信ずる』 というのはその人の生命の實相が神の生命が宿っており、本来立派な圓萬完全なものであるということである。 しかし現象を見る時には、その實相の圓萬完全さがどの程度その人にあらわれているかを見なければならない。 そしてその不完全を知り、彼が本来の實相たる完全さがあらわれるように彼の實相を礼拝してあげることが、彼の實相を見ることであり、拝むことである。

 若し現象にどの程度實相があらわれているかを見ることが悪いのであれば、人物考査も美術鑑賞も出来なくなり、現象界の万事の評価もできなくなるのである。 だから現実に対する真実の評価は、實相の圓萬さを背後に肯定して、その上にどの程度その實相があらわれているかの批判によって成立っているのである。

 『實相の圓萬さ』 が背後になければ、現象の批判も成立たない訳である。



                谷口雅春師  『生長の家』誌 40年新年号より




光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

函館記念 〔4〕

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  [1枠]がなんと過去10年 馬券の対象外なんですね


04年
    5枠06番 クラフトワーク ・・・・・・・・ 1着
    5枠07番 レオマイスター 《竜飛崎 2着》

05年
    4枠04番 ブルートルネード 《巴 2着》・★2着
    4枠05番 エリモハリアー ・・・・・・・・・ 1着

06年
    2枠03番 エリモハリアー  《巴 2着》・★1着
    2枠04番 エアシェイディ ・・・・・・・・・・ 2着

07年
     該当なし

08年
    3枠04番 トーセンキャプテン ・・・・・・・・ 1着
    4枠05番 コンラッド   《巴 2着》

09年
    6枠11番 ドリームサンデー 《巴 2着》
    6枠12番 メイショウレガーロ ・・・・・・・・ 3着

10年
    4枠08番 ドリームサンデー 《金鯱 2着》・★3着

11年
     該当なし

12年
     該当なし



  昨年、一昨年と連続して該当馬はいませんでしたが・・・


 ◆13年 登録

      サトノギャント  =  《巴賞 2着》






関ヶ原S 〔1〕

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   13日 中京メイン 1600万 芝2000m


~京都~

 都大路S
    [7枠]15番 ビッグウィーク 《大・ハン 12着》
          ▼
    [8枠]16番 エアソミュール ・・・・・・・・・・・ 3着

 栗東S
    [6枠]10番 スリーボストン ・・・・・・・・・・・ 2着
    [6枠]11番 マルカバッケン ・・・・・・・・・・・ 1着
          ▲
    [7枠]13番 セイカカプリコーン 《アンタレス 12着》

 平安S
    [1枠]01番 ニホンピロアワーズ ・・・・・・・・・ 1着
          ▲
    [2枠]04番 キングスエンブレム  《ブリリアント 12着》
          ▼
    [3枠]06番 ナムラタイタン ・・・・・・・・・・・ 3着

 深草S
    [8枠]16番 ノーザンリバー ・・・・・・・・・・・ 1着
          ▲
    [1枠]02番 コウエイフラッシュ  《なにわ 12着》

    [5枠]09番 キモンレッド  《高瀬川 12着》
          ▼
    [6枠]11番 ケージーハヤブサ ・・・・・・・・・・ 2着

 朱雀S
    [6枠]09番 プレミアムブルー 《錦 12着》
          ▼
    [7枠]11番 ワイズリー  ・・・・・・・・・・・・ 1着

    [7枠]10番 オメガホームラン 《鎌倉 12着》
          ▼
    [8枠]12番 ロードロックスター ・・・・・・・・・ 2着

 ディープインパクトC
    [7枠]14番 ダイシンプラン  《ポートアイラン 12着》
          ▼
    [8枠]16番 サクラアドニス ・・・・・・・・・・・ 1着

    [8枠]17番 クリーンエコロジー 《鞍馬 12着》
          ▼
    [1枠]01番 カイシュウコロンボ ・・・・・・・・・ 3着

~阪神~
 
 鳴尾記念

 垂水S
    [2枠]02番 マイネルガヴロシュ 《下鴨 12着》
         ▼
    [3枠]03番 カレンミロテック ・・・・・・・・・・ 1着
    [3枠]04番 メイショウサミット ・・・・・・・・・ 2着

 安芸S
    [4枠]08番 タイセイファントム ・・・・・・・・・ 2着
          ▲
    [5枠]09番 ナシュワンヒーロー 《薫風 12着》

 マーメイドS

 天保山S
    [8枠]16番 シセイオウジ ・・・・・・・・・・・・ 3着
          ▲
    [1枠]01番 エスケープマジック 《栗東 12着》

    [5枠]10番 スリーボストン ・・・・・・・・・・・ 1着
          ▲
    [6枠]11番 オリンザポラリス  《欅 12着》

 米子S
    [6枠]11番 エーシンミズリー ・・・・・・・・・・ 1着
    [6枠]12番 ダノンプログラマー ・・・・・・・・・ 3着
          ▲
    [7枠]13番 ミッキードリーム  《大阪城 12着》

 三宮S
    [6枠]11番 ヤマノサファイヤ  《安芸 12着》
          ▼
    [7枠]13番 ユメノキラメキ ・・・・・・・・・・・ 3着

 宝塚記念
    [7枠]08番 ナカヤマナイト   《安田記念 12着》
          ▼
    [8枠]10番 ゴールドシップ ・・・・・・・・・・・ 1着
    [8枠]11番 ジェンティルドンナ ・・・・・・・・・ 3着

~中京~

 白川郷S
    [1枠]01番 スズカルーセント ・・・・・・・・・・ 2着
          ▲
    [2枠]02番 パルラメンターレ  《春光 12着》

 CBC賞
    [2枠]02番 ダイシンプラン  《米子 12着》
          ▼
    [3枠]04番 サドンストーム ・・・・・・・・・・・ 3着
 
 豊明S

    [7枠]13番 オリービン ・・・・・・・・・・・・・ 2着
    [7枠]14番 ネオザウィナー ・・・・・・・・・・・ 3着
          ▲
    [8枠]16番 オールブランニュー 《TUF 12着》    
          ▼
    [1枠]01番 プリムラブルガリス ・・・・・・・・・ 1着
          ▲
    [2枠]04番 エスピナアスール  《マーメイド 12着》

 プロキオンS




  ◆関が原S 登録

    ザサンデーフサイチ  =  《サンタH 12着》
    ブルースターキング  =  《尼崎S  12着》
    ホッコーガンバ    =  《灘S  12着》
          


  ◇ジュライS(14日)

    ドリームバスケット  =  《エプソム 12着》



 結構ながく続いていましたので、賞味期限は???






関ヶ原S 〔2〕

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    土曜 中京メイン

06年
   [7枠]08番 トウカイエール  《府中 3着》・★1着
         ▼
   [8枠]10番 フェイトトリック ・・・・・・・・・ 3着

07年
     該当なし

08年
   [1枠]01番 ダンスアジョイ  ・・・・・・・・・ 3着
         ▲
   [2枠]03番 ブラックシャンツェ 《府中 3着》

   [4枠]07番 キングアーサー  《メルボルン 3着》・★2着

09年
   [7枠]14番 エーティーボス ・・・・・・・・・・ 1着
         ▲
   [8枠]15番 アメジストリング 《パール 3着》・★2着


 ※10年 11年 実施されず


12年
   [6枠]06番 ダノンバラード ・・・・・・・・・・ 1着
   [6枠]07番 ワルキューレ ・・・・・・・・・・・ 2着
         ▲
   [7枠]09番 マイネルガヴロシュ 《尼崎 3着》





  ◆《前走3着馬》 か隣枠

 13年 登録

        マイネジャンヌ = 《尼崎S 3着》



信仰の誤解

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 人間が自由な創造者であるか否かは、古来多くの哲学者によって論ぜられて来た所である。

 然しながら、人間が自由である為には、少なくとも自分自身の運命や環境を自在に変貌し得るのでなければならぬ。 そうでなければ、自由であると云っても主観的観念的な自由に留まり、第三者の目から見るならば矢張り不自由な必然的な存在にすぎぬことになろう。

 世人縷々口角泡を飛ばして人格の自由や尊厳を説きながら、而も現実生活を光明化し得ず、自己の宿命に対して忍従している。 忍従は敗北であり、諦観である。 忍従は不自由であって自由ではない。 

 凡そ現代の宗教が無力化している所以のものは、運命に対する諦観や屈従を以て信仰と誤解している宗教家が多いからである。 更に又、観念論哲学が論理的に極めて複雑高度な体系を装っているにも拘らず、進歩的インテリ層の関心を惹くに到らないのも、人間生活を現実的に変貌せしめ得るとの明確な確信をその根底に持っていないからである。

 今日唯物論が急速に弘まりつつあるのは、その説く所が、社会的実践を通して人間生活を変貌し得ると云う事を合理的に論証している事に由る。 すべて人は幸福を求める。 幸福を確約してくれないような、あやふやなたよりのない観念論や信仰に満足している人があるとするならば、閑人か感傷家か社会的弱者である。

 幸福と救済を約束するものこそ真実の宗教である。 ただそれが唯物論と異なる所は、 『今・此処に』 直ちに久遠の救済が現成することである。 社会革命による方法は、反対者の反動を買うかも知れぬ、現実の事情が許されぬ事もあるであろう。 そこにはやはり制約を被らざるを得ない。

 すべての人類が正しい信仰者となるならば、社会改革の如きも、それが行なわれる可き最も適当な時にスムーズに行なわれるい違いないのである。 (N生)


                『生長の家』誌 23年8月号 編集後記より



 光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

関ヶ原S 〔3〕

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垂水S
   [3枠]04番 メイショウサミット 《太宰啓介》
         ▽
   [4枠]06番 ミルドリーム ・・・・・・・・・・・・ 3着

アハルテケS ※東京
   [5枠]09番 ダノンカモン ・・・・・・・・・・・・ 1着
         ▲
   [6枠]11番 ナムラタイタン   《太宰啓介》

天保山S
   [7枠]12番 エーシンダックマン 《太宰啓介》
         ▽
   [8枠]16番 シセイオウジ ・・・・・・・・・・・・ 3着

米子S
   [6枠]11番 エーシンミズリー  《太宰啓介》
         ▽
   [7枠]15番 サトノパンサー ・・・・・・・・・・・ 2着

三宮S
   [7枠]12番 マルコフジ   《太宰啓介》
         ▽
   [8枠]15番 クランチタイム ・・・・・・・・・・・ 2着

白川郷S
   [7枠]12番 コウユーヒーロー  《太宰啓介》
         ▽
   [8枠]15番 ベルシャザール ・・・・・・・・・・・ 1着

CBC賞
   [6枠]10番 エーシンダックマン 《太宰啓介》
         ▽
   [7枠]12番 ハクサンムーン ・・・・・・・・・・・ 2着




 ◆太宰啓介騎手の [左隣枠]


   ★関が原S
       ・シェーンヴァルト (せ7) 障害未勝利


   ☆ジュライS
       キクノアポロ










函館スポニチ賞 〔1〕

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   土曜 函館メイン  1000万 芝1200M



HTB杯

函館SS(16)
     5枠09番 ストークアンドレイ 《芦毛》
          ▽
     7枠14番 パドトロワ ・・・・・・・・・ 1着

津軽海峡特別(13)
     1枠01番 ヒラボクマジック ・・・・・・ 3着
          △
     5枠06番 キタサンシンガー  《芦毛》

大沼S

TVh杯(14)
     6枠09番 ファインチョイス ・・・・・・ 1着
          △
     8枠14番 キョウエイバサラ  《芦毛》

     7枠11番 ブルームーンピサ  《芦毛》
          ▽
     1枠02番 アットウィンル ・・・・・・・・ 2着

巴賞(15)
     7枠13番 キョウエイストーム 《芦毛》
          ▽
     2枠03番 サトノギャラント ・・・・・・・ 2着

五稜郭S

マリーンS(12)
     5枠06番 トシギャングスター 《芦毛》
          ▽
     8枠11番 ブライトライン ・・・・・・・・ 1着




  ◆函館スポニチ

      ★ツクバリンカーン(3歳) = 《芦毛》

               ↓
              5隣馬
     



  ◇函館記念
       該当なし

心に “智慧の耳” ある者は聴け

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 “智慧” は天来のものであり、神来のものであるから、それに従へば善なる結果をもたらすものであるけれども、知識は迷いを含んだ “人間ごころ” を通して出て来るものであるから、知識はその全部を受けて信ずれば、そしてその示唆するところに従って実行するならば、それは色々の禍を惹き起す種子となり、また引金となることがあるのである。

 だから知識を用うるときには、良心をもってその善悪を考慮してそれを実行に移さなければならないのである。 知識は人と物とを審判し、よく斬るけれども、時には相手を傷つけ、時には自分を傷つける双刃のつるぎとなる。

 
 智慧なき者の百年の生活は、智慧ある者の一日に及ばないのである。 智慧ある者の一日の説法は、智慧なき者が百年かかって集めたところの知識よりもすぐれているのである。 何故なら、そのような知識は幾百万人を殺すけれども、智慧ある者の一日の説法は幾百万人を生かす事が出来るからである。

 智慧なき者の知識によって堕胎は行なわれ、毎年幾百万人の胎児の生命が殺されてるのである。 併し 『堕胎が悪行である』 という智慧は、多くの国民の声ともならないし、政府の要人の心の耳にも入らないのである。 心に “智慧の耳” あるもののみ真理を聞くことができるのである。

 “智慧ある者” も、時には “人間ごころ” に誘惑されて罪を犯すことがある。 しかし “智慧ある者” はそれが “間違いの行為” であったことを、 “智慧の鏡” に照らし出して反省し、再びその過ちを犯さないようにつとめるのである。

 “智慧なき知識人” は、罪を犯しながら、それを “間違いの行為” であったということを自覚しないから、幾度びも罪を重ねるということになるのである。 そしてその過ちが重なるに従って自分自身の魂の蒙る傷は深くなるのである。

 だから釈尊は 『知らずに犯す罪は、知って犯す罪よりも重い。 例えば焼火箸と知らずに握った時の火傷は、焼火箸と知りながら用意して握った時の火傷よりもひどいのである』 と教えらえているのである。

 堕胎を “悪い” と知りながら堕胎した婦人は、その罪の歎きに、二度とそれを繰返すまいと心に誓うのである。 しかし堕胎を “悪い” と知らないで堕胎した婦人は、幾度びでもその罪悪を繰返すのである ―― だから知らずに犯す罪の方が深く重いのである。

 現行の優生保護法が堕胎を公許しているために、公許されているから 『悪事』 でないと思い違えている婦人が多くて、毎年 “胎児殺害” の罪を繰返しながら、それが悪事であると知らないのである。 優生保護法を改正する必要がある所以である。


                 谷口雅春師  『生長の家』誌 48年2月号




光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

西部スポニチ賞  〔2〕

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   函館メイン 9頭立と少数ですが



ユニコーンS(15)
    6枠12番 サウンドリアーナ  《武豊》
         ▽
    3枠04番 サウンドトゥルー ・・・・・・・・・ 3着同着


宝塚記念(11)
    8枠10番 ゴールドシップ ・・・・・・・・・・ 1着
         ▲
    6枠06番 トーセンラー   《武豊》


CBC賞(14)
    7枠12番 ハクサンムーン ・・・・・・・・・・ 2着
         ▲
    4枠05番 ザラストロ   《武豊》
         ▽
    7枠12番 ハクサン ・・ 2着


豊明S(18)
    7枠14番 ネオザウイナー ・・・・・・・・・・ 3着
         ▲
    3枠03番 サイレントソニック 《武豊》




  ◆《武豊》騎手の7隣


  ★函館スポニチ(9)

      カナエチャン  =  《武豊》


  ☆函館記念(16)

      トウケイヘイロー = 《武豊》





西部スポニチ賞 〔3〕

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  土曜日メイン


~ 新潟 ~

 邁進特別(16)
      8枠15番 アンヴァルト ・・・・・・ 1着

 八海山特別(15)
      7枠12番 アキノモーグル ・・・・・ 3着

 大日岳特別(16)
      8枠15番 ナムラハヤテ  ・・・・・ 1着


~ 函館 ~

 HTB杯(12)
      3枠03番 マスイデア ・・・・・・・ 3着

 津軽海峡特別(13)
      5枠06番 キタサンシンガー ・・・・ 1着

 TVh杯(14)
      4枠06番 ニシノビークイック  ・・ 3着
      6枠09番 ファインチョイス ・・・・ 1着

 五稜郭S(16)
      1枠02番 ドリームヒーロー ・・・・ 3着

 


  ◆第3場の土曜日メインは 《正逆34》


  函館スポニチ(9)

     ・3枠03番 ・・・・?
     ・7枠07番 ・・・・?




道を伝えるということ

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 イエスは弟子を伝道に遣わさんとした時、 『旅のために何をも持つな。 杖も袋も糧も銀も、また二つの下衣をも持つな』 〈ルカ伝 第6章3ー4〉 とあるからである。

 私に望まるるものは 『言葉』 である。 その言葉は私が恩師谷口雅春先生より伝授されたところの 『真理の言葉』 なのであって、それを伝道する筈の私を待ち焦がれていらっしゃる以外に何物も求めてはいられないのである。

 イエスは  『人の生くるはパンのみに由るにあらず、神の口より出づる凡ての言に出る』 〈マタイ伝 第4章4ー5〉  とあるが如く、人の生命は言葉が糧となって生きているのである。 この 『生命の糧』 を求めている人達に向って、私がそれを差上げれば好いのである。

 生長の家の教えは神の言葉の啓示を、谷口雅春先生が感受せられてそれを霊感にて現代語に翻訳し普く宣布せられたのであった。 教えの根本原理は 『大調和』 であるから、この教えが家庭へ入れば一家団欒となり、郷党に弘まれば忽ち平和の風がソヨソヨと吹いて人心をやわらげ家運は隆昌に赴き、地上天国を如実に顕現せしめ得るのである。 この大真理を先生から伝授を受けた私は、それをその儘伝えさせて頂くのが私の使命であるのである。

 であるから、私が今回渡航する目的も自然と判明するのである。 即ち名誉欲のためでもなく、物質欲のためでは勿論なく、ただ御教えを伝えお使いに行くのであって、それ以外に何等の欲望が無いのだから頗る簡単である。 と同時に伝道という御業を行ずる事に就いての責任の重大さを痛感するのである。


                 中嶋 與一  『生長の家』誌 25年4月号より



光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

函館記念 〔5〕

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HTB杯   1枠01番 ジャーエスペランサ 《三浦皇成》
            ▼
函館SS   1枠01番 フォーエバーマーク ・・・・・・・ 3着



函館SS   1枠01番 フォーエバーマーク 《三浦皇成》
            ▼
津軽海峡特別 1枠01番 ヒラボクマジック ・・・・・・・・ 3着


津軽海峡特別    なし
大沼S      ・・・・・・・


大沼S    6枠09番 エアハリア  《三浦皇成》
            ▼
TVh杯   6枠09番 ファインチョイス ・・・・・・・・ 1着


TVh杯   2枠02番 アットウィル 《三浦皇成》
            ▼
巴賞     2枠02番 メイショウウズシオ ・・・・・・・ 3着


巴賞       なし
五稜郭S    ・・・・・・・・


五稜郭S   6枠11番 ミカエルビスティー 《三浦皇成》
            ▼
マリーンS  8枠11番 ブライトライン ・・・・・・・・・ 1着


マリーンS  1枠01番 ロングロウ  《三浦皇成》
            ▼
函館スポニチ賞 1枠01番 ストレイトガール ・・・・・・・ 1着




  ◆函館スポニチ賞  6枠06番 ユールフェスト 《三浦皇成》

                 ↓
   函館記念     3枠06番 エアソミュール ・・?着






ジュライS WIN5 〔1〕

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 95年(11)
     2枠02番 マイネルアルファ ・・・・・・ 1着


 ※96 ~ 07年 同名レース実施されず


 08年(16)
     1枠01番 マッチメイト ・・・・・・・・ 2着


 09年(12)
     6枠08番 タマモナイスプレイ ・・・・・ 1着


 10年(18)
     6枠11番 シゲルハスラット ・・・・・・ 1着


 11年(18)
     6枠11番 エーシンリターンズ ・・・・・ 1着

 
 12年(9)
     8枠08番 ナリタシルクロード ・・・・・ 3着



   ◆正逆65番が有力


 13年(16)

   1枠01番 メイショウエバモア (熊沢) 都大路 17着 ・・・?着
   
   8枠16番 スズカセクレターボ (福永) アハルテケ 4着・・・?着






恐怖心は信念の欠乏

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 世の中で最も不必要なものは恐怖心である。

 恐怖心は不信仰より来たる。 恐怖心は人間を神よりひきはなして、人間のとやかくの想いわずらいの世界にひきこむのである。 我々が恐怖する時、我々は神の子の位から滑り落ちる。 そしてアダムの子となるのである。 楽園から追放せられ 『汝は苦しみて食を得ん』 と宣言せられる。 恐怖は恐怖を呼び、雑音と噪音とに波長を合わしたラジオ・セットの如くなるのである。

 元来恐怖心は信仰の欠乏から生ずるのであって、過去のことを思いわずらふ持越苦労及び現在の事に不満足なる感謝欠乏の心によって成りたっているのである。 そしてその奥には、過去・現在・未来にわたって生ずる所の色々の現象は、何れも皆自分の心でどうにでも変化し得るという真理を知らないことが基本になっているのである。

 一切の現象が、肉体でも境遇でも皆自分の心でどうにでも変化し得るものということがわかれば、誰でも恐怖する必要がないことがわかるのである。


 恐怖を征服するために第一必要なのは肉体及び、自分の環境に起る出来事は、悉く自分の想念の反映であるという 心の法則 を知ることである。 第二には人間というものは肉体的存在ではなくして神の自己実現であり、それは金剛不壊なる霊的実在であって、決して如何なる外物にも傷つけられることなきものであるということを信ずることである。

 病気や不幸が存在するという信念がただ健康と幸福のみが実現するという信念にまでおきかえられるならば、恐怖心の起りようがあり得ないのである。 結局恐怖心は信念の欠乏ということができるのである。

 真に完全なる健康と完全なる幸福とを確保する道は、吾々の心の世界からまず恐怖心を追放し、幸福と歓喜と健康と富と凡ゆるよきものの想念を心の中に確保してどこまでも持続することができるならば、実相無限の神の宝倉は開かれて健康でも幸福でも富でも自由に豊かに現象界に流れ出ることができるようになるのである。


                  谷口雅春師  『白鳩』誌 24年7月号より






※大熊講師のブログが再開されました。
 2年間におよぶ抑圧から解放されて
 谷口雅春師の弟子として生命を救うブログ
 今後の御活躍に期待します。

恐怖心を克服する

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    若し汝の心にて恐怖を滅せんと努力して、
    而も恐怖を滅することを得ざるときには、
    恐怖を捨てんとする努力をさえ止め、
    唯そのままであれ、
    ただ實相(そのまま)であれ。

    如何なる恐怖も
    『生命』の実相(そのまま)の中には存在せざるなり。
    無き恐怖を滅せんとする必要も亦あらざるなり。
    汝は汝の『生命』の實相(そのまま)で宜しきなり。
    恐怖しながら、そのまま恐怖本来無きなり。
    そのまま真に任せ切るとき
    實相(じっそう)なる神は一切の恐怖は拭い去り給はん。

                     『続々甘露の法雨』



 この一節は非常に深い真理が書かれているのであります。

 『生長の家』信徒行持要目の第二項には、 「そのままの心を大切にすべし」 と題して次のように書かれているのであります。

 「そまままは零なり、一切なり、○(まる)なり、圓萬なり、無礙なり、無限供給なり、調和なり、病なきなり、一切の不幸、災厄、病難は “そのまま” を外したるときあらわれるなり、顧みて、 “そのままの心” に復るとき、一切の不幸は滅す」


 恐怖とは要するに “そのままの心” から外(そ)れた状態をいうのであります。 日本語の 「おそれ」 とか 「おぢる」 とかいうことばの語源は 「緒外れ」 「緒縮る」 という意味であります。 われわれの魂の事を、古語では 「玉の緒」 といったのであります。 天界から神の生命の霊気の極微の繊維が喩えば麻の緒のように連なって、髪の毛を通して人体に流れ入ってわたしたちの魂になっていると古代人は直感したのです。 それゆえに 「魂」 のことを古代人は 「玉の緒」 と呼んだのであり、頭髪は、神は生命の霊気の流れ入るアンテナ的なものと古代人は感じたので、頭髪のことを 「神の毛」 と称したのであります。

 そして、その玉の緒が心が正常で静かで波打たない時は、その玉の緒の極微の霊線がスンナリと、波打たず、縮れず、あるべき位置から外れずにあるのですが、何か驚くことが出て来ますと、玉の緒が、暴風に揺れて振動しながらヒュー、ヒューと梢が枝鳴りを起こすように轟くのであります。 その “玉の緒” が轟くことを 「緒轟く」 即ち 「おどろく」 というのであります。

 その 「おどろき」 が烈しくなると、魂は人によって二様の反応を起します。 その一つは 「玉の緒」 が縮みあがってしまうことであります。 これを 「緒縮る」(怯) というのであります。 縮みあがると冷えるので 「緒冷える」 ともいうのであります。 もうひとつの反応は、 「玉の緒」 が、そこにいたたまれなくなって、あるべき位置から 「外れて」 逃げ出してしまうのであります。 即ち驚きが烈しい時には “驚死”(ショック死) を遂げたり、気絶したりします。 人体の生理作用は、魂によって動かされているのでありますから、魂が、あるべき位置から外れて、人体内から一時外へ逃避しますと、気絶状態になるのであります。 恐怖で腰がぬけたりするのは、脚を司っている部の脊髄神経節から、玉の緒が一時的に外れて、冷えて縮みあがって充分脚部を司配し切れなくなったのであります。


 恐怖すればそのように、人体の生理作用を本来司っているところの神経系統を司配する主動者である魂が外れたり、冷たり、縮んだりして、正常なはたらきをしなくなるので、そのために、その位置に不随や病気症状を惹き起すことになるのであります。

 この聖経の一節に  『もし汝の心に恐怖を滅せんと努力して、而も恐怖を滅することを得ざる時には、恐怖を捨てんとする努力をさえ止め、唯そのままであれ、ただ実相であれ』  とありますが、ここは充分、咀嚼(かみ)しめてその真理を味わって頂きたいのであります。

                    谷口雅春師  『白鳩』誌 47年新年号より




光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』

中京記念 〔1〕

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   サマーマイル 第1弾 『中京記念』 G3 ハンデ



08年
   [4枠]08番 センカク ・・・・・・・ 2着
         ▲
   [7枠]13番 ダイレクトキャッチ 《バレンタイン 6着》
   [7枠]14番 トウショウパワーズ 《日経新春 6着》


09年
   [1枠]01番 ヤマニンキングリー ・・ 2着
   [1枠]02番 レッツゴーキリシマ ・・ 3着
         ▲
   [4枠]08番 サクラオリオン   《白富士 6着》 ・★1着


10年
   [8枠]18番 タスカータソルテ ・・・ 2着
         ▲
   [3枠]05番 シャドウゲイト   《中山記念 6着》・★1着


11年
   [2枠]04番 ナリタクリスタル ・・・ 1着
         ▲
   [5枠]09番 ドモナラズ    《洛陽 6着》


12年
   [5枠]10番 レッドディヴィス 《エプソム 6着》
         ▼
   [8枠]16番 ショウリュウムーン ・・・ 2着




  
   ◇《前走6着馬》 か3隣枠


 13年 登録
       ・ミッキードリーム (池添) =  《米子S 6着》





中京記念 〔2〕

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   条件変更になっても継続してほしい


04年    8枠15番 アグネススペシャル 《和田竜二》
           ▼
05年(15) 4枠07番 メガスターダム ・・・・・・・ 1着


05年    6枠11番 ダンツジャッジ  《和田竜二》
           ▼
06年(13) 1枠01番 マチカネオーラ ・・・・・・・ 1着


06年     該当なし
07年(16)  ・・・・・・・


07年    5枠10番 トリリオンカット  《和田竜二》
           ▼
08年(18) 3枠05番 ワイルドファイヤー ・・・・・ 3着


08年    3枠06番 リキアイサイレンス 《和田竜二》
           ▼
09年(18) 1枠01番 ヤマニンキグリー ・・・・・・ 2着


09年    8枠18番 フサイチアソート  《和田竜二》
           ▼
10年(18) 3枠05番 シャドウゲイト ・・・・・・・ 1着


10年    6枠11番 サクラオリオン   《和田竜二》
           ▼
11年(16) 2枠04番 ナリタクリスタル ・・・・・・ 1着


11年     該当なし
12年(16) ・・・・・・・・



 ◆12年  3枠06番 ミッキードリーム  《和田竜二》

             ↓ 23隣

  13年(16?) 7枠13番 ・・・?
            8枠15番 ・・・?






『唯神實相論』とは・・続々甘露の法雨講義

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       神の法則のみ真に一切を支配す。
       物質の法則は汝を支配すること能はず、
       罪の法則は汝を支配すること能はず、
       迷いの法則は亦汝を支配すること能はず。

       されば汝らは金剛不壊の實相身にして、
       物質的寒冷も、暑熱も、気候風土も、
        黴菌も、汝を害すること能わず。
       かかる物質が汝を冒したりなどと考ふることを止めよ。
       かかる罪が自分に報いられたりと思ふことを止めよ。
       かかる迷ひがこの病ひの原因なりと考ふることを止めよ。
       病ひ本来無ければ、
       病ひの原因も本来無し。
       病ひも無く、罪も無く、迷ひも無く、死も亦なしと知れば
        何れの処にか恐怖存在せん。
 
                     『続々甘露の法雨』




 この聖経の一節は、生長の家の実相哲学 ―― 即ち “唯神實相論” を端的に縮訳して表現しているのであります。

 “唯神實相論” とは、唯、神のみが実在する唯一の力であり、唯一の創造者であり、法則の創造主であり、法則の支配者であり、神の法則が唯一最強の法則であり、そのほかの法則は、現象界に於ける第二次的な副次的な、仮りそめの法則であり、人間が仮りにみとめて造った法則でありますから、それらは、仮りの世界に於て現象界を支配しているのでありますけれども、 “神の法則” が発動するとき、人間が仮り初めにつくったところの、冷たい温度に触れれば風邪を引くとか、肺炎にかかるとかいう “物質の法則” や、人間には罪があるから、罪の報いとして病気に罹らねばならぬとかいう “罪の法則” や、その他いろいろ、悪業流転の法則とか、悪遺伝の法則とかいうが如き “迷いの法則” はそれが適用せられなくなってしまうのであります。

 だからこの一節には  『されば汝らは金剛不壊の実相身にして物質的寒冷も、暑熱も、気候風土も、黴菌も、汝を害すること能わず』  と示されているのであります。

 
 神の法則は、最高の法則でありますから、それは一国の憲法にも相当するものであります。 そして人間の心が ‘みとめ’ たり、思ったりしたために病気があらわれたり、不幸が発生したりする法則は、根本の法則ではなく、途中から人間の心のはたらきによって出来た法則でありますから、これは、憲法よりも後に出来た法律のようなものであり、それが憲法違反の法律であるときには憲法を引き合いに出して来ると、 『違憲であるから無効である』 と判決が下るように、 『神の造り給う世界に悪はない』 という 『神の法則』 を、吾々の認識の世界の法廷に持ち出されると、この聖経の一節にある通り、

 『物質の法則は汝を支配すること能はず、罪の法則は汝を支配すること能はず、迷いの法則は亦汝を支配すること能はず』

 それ故に、今までこれらの法則に触れるとして 『病気』 に宣告せられて寝ていた者も無罪である故に、病気の刑から放免せられて病床から起ちあがることが出来るようになるのであります。


                 谷口雅春師  『白鳩』誌 47年2月号より



光明法話の過去記事は左欄『今日の言葉』
    
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