時間を大切にするということは、《いのち》を大切にするということである。
現象界の《いのち》は時間の流れに展開する。
時間の流れにしたがって《いのち》も過ぎ行く。
時間を大切にしないものは酔生夢死する。
時間の流れにしたがって《いのち》も過ぎ行く。
時間を大切にしないものは酔生夢死する。
しかしわたしたちは時間を本当に大切にしているだろうか。
時間は眼に見えないものであるから、
そして使わずに置いても消えてゆくものであるから、
ともすれば浪費しがちである。
時間は眼に見えないものであるから、
そして使わずに置いても消えてゆくものであるから、
ともすれば浪費しがちである。
「使わないことが浪費であって、使えば使うほど増える」という
生長の家の経済学は時間に関してはいっそう真実である。
生長の家の経済学は時間に関してはいっそう真実である。
時間は箱詰にしておいても、瓶詰にしておいても、それは蒸発して消えてしまう。
時間を大切にしようと思って時間時間と考えてもイライラして心が忙しいだけである。
時間を大切にしようと思って時間時間と考えてもイライラして心が忙しいだけである。
時間を大切にする最も有効なる秘訣は何事もすぐ実行に取りかかるということである。
《せねばならぬ》ことを次に延ばさぬことである。
《せねばならぬ》ことを次に延ばさぬことである。
《せねばならぬ》ことを次へ延ばすことは、行ないの負担を避けるために、
その避けている間中、それは心の負担となっている。
行ないは苦しみでなく、心の負担は苦しみである。
その避けている間中、それは心の負担となっている。
行ないは苦しみでなく、心の負担は苦しみである。
ぐずぐずの習慣ほど愚かしきものはない。
今を行かす生活、その時その場をすぐ生かす生活、具象的今を生かすことが
超時の生命(せいめい)を今生きることになるのである。
超時の生命(せいめい)を今生きることになるのである。
「超時の今」を生きる者は常に生きるものである。
ぐずぐずの生活を生きる者は常に死につつあるものである。
ぐずぐずの生活を生きる者は常に死につつあるものである。
谷口雅春師 『生命の實相』 第37巻 幸福篇上