誰でも世界に平和が来り、人類互いに殺戮し合うことなく相睦びて相互繁栄が実現することを希わない人はないであろう。
私たちは地上に天国の平和が実現するよう、神想観をして実相の平和が地上に天降り来りつつあることを想念に描いて祈らなければならない。
白鳩会の人たちだけが率先して世界の平和を祈るだけではなく、この平和運動の同志を全世界にひろげなければならないのである。
外に大きくこの祈りによる平和運動を展開すると共に、内に自分の心の中に平和を確立しなければならない。
自己の心の中に神の愛を充たせよ。 神の平和を充たせよ。
若しあなたの心の中に神の平和が充たされないで、争いや、不平や、不調和がまだ残存しているならば、先ずあなたは神想観中に
『自己の心の中に神の平和と調和とが充満して、自分全体が神の平和と調和に融合してしまっている』 姿を霊視して、
自己の内に神の愛と平和と調和を確立しなければならぬ。
谷口雅春師 『白鳩』