スポーツ報知 11月4日(水)21時55分配信
ジャーナリストの櫻井よし子氏が4日、BSフジの「プライムニュース」に出演し、日中韓3か国首脳会談の結果を踏まえ、中国共産党による歴史修正主義を批判した。
櫻井氏は、「(1日に出された日中韓共同宣言にある)『歴史を直視』すると、デタラメなのは中国ということは明らか。 ありとあらゆる面で歴史を捏造(ねつぞう)しているのは中国。 対チベット、ウイグル、インド、米国などです」と指摘。一例として「中国の教科書では、米国が朝鮮戦争を始めたことになっている」と述べた。
その上で、「『歴史を直視しましょう。 中国のみなさんも、(国家主席の)習近平さん、(首相の)李克強さんも』というように、日本も逆のカードとして使えます」と話した。
また、韓国の朴槿恵大統領の歴史観については、「きちんとした歴史を学んでいないのではないか」と指摘。 「基本的に(慰安婦の)強制連行がなかった、ということを彼女ほど頭の良い人が理解できていない。 それは思い込んでいるからです」と述べた。
日韓首脳会談で安倍晋三首相を昼食会に招かなかったことについては「韓国はまともな考え方ができなくなっている。 まともな韓国の人は『おかしい』と言っている」と指摘した。