「高天に舞い上るかと思うと、深淵に潜入する ― しかし現金を払わぬ者」 とエマソンは言った。
それは理屈ばかり堂々としていても、一向に実行力のない人のことである。
このような人は、何でも知っているような顔をしているし、勿体ぶって賢者らしく、知識人らしく、平和論者らしく、もっともらしく説教するのであるが、
家族が仲よくすることを実行せず、隣人を心から愛したこともなく、国に忠誠をつくしたこともない人々である。
日本の発展は、いまだかつてこのような人々によって支えられたことはない。
彼らは 「穀潰し」 であり、 「国家の汚穢」 である。
諸君は、このような人々になってはならない。
それどころか、かかる人々を、愛行実践へと救い上げるところの “聖使命” をもつ者が皆さんである。
生長の家副総裁 谷 口 清 超