産経ニュース 9月25日18時24分
国連人権理事会で沖縄県の翁長雄志知事に反論する演説を行った同県名護市の我那覇真子氏が25日、日本記者クラブで記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛意を示した上で、「翁長氏は、政府によって県民が人権侵害を受けていると事実をねじ曲げて主張している」 と訴えた。
我那覇氏は 「地元マスコミも反対派の主張だけを流し、県民全員の意思に見せかけているが虚構だ」 とも指摘。
同席した石垣市の砥板芳行市議は 「翁長氏はなぜ、尖閣諸島周辺での領海侵犯を(演説で)訴えなかったのか」 と批判した。
翁長氏は21日、スイス・ジュネーブでの人権理事観で辺野古移設に関して 「沖縄の人々は自己決定や人権がないがしろにされている」 と訴え、我那覇氏は翌22日の人権理事会でこれを否定する演説を行った。