FOCUS-ASIA.COM 7月24日(金)20時28分配信
来日した台湾の李登輝元総統が23日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、日本語で 「尖閣諸島は日本のものだ」 と断言、また 「台湾人は日本の統治に感謝している」 といった趣旨のことを語った。 日本新聞網の報道として、台湾・東森新聞雲が23日伝えた。
李氏は会見で尖閣諸島について 「これまでに何度も見解を発表しているが、日本のものであり、台湾のものではない」 と断言。
また、「日本による台湾統治についてどう見ているか」 との質問に対して、「日本は当時、司法と行政の分離を実現し、台湾の近代的管理体制の確立を助けた。農業やインフラ建設でも大きな財力を投入しており、台湾人は日本に感謝している」 と語った。
また、安倍晋三首相が進める安全保障戦略を称賛し、「米国の力は弱まってきており、日本の支援を必要としている。日本は自国の防衛力を強化し、米国に頼り過ぎず、独立国家として国際平和に貢献するべきだ」 と訴えた。
23日午前にホテルで安倍首相と会談したとの憶測については、否定はしなかった。
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