宇宙全体は神の “大生命” の海原である。 一切の生命体を 「無」 の世界から生み出したところの 「生かす力」 「生み出す力」 「生理作用を整える力」 が宇宙全体に充ち満ちているのである。 その力が 「病める者を」 癒す力としてはたらくのである。 すべての人間は、この万物を生かし、すべての病を癒す “無限の力” に取り囲まれ、とり繞かれているのである。
病気を癒されたいと思う人は、この “無限の力” に波長を合わせばよいのである。 神想観して次のように念ずるがよい。
『宇宙には神の癒す力が無限に充ち満ちているのである。
私は今この神の癒す力に対して心を振り向け波長を合わすのである。
神の無限の力、今滔々と自分に流れ入り、一切の暗い考え、心配、取越苦労などを一掃し、生き生きとした生命力をもって全身の全器官全組織を満たし、全身を賦活して健かならしめ給いつつあるのである。
刻々瞬々、私の全身細胞は活力を得、若返り、一層健かとなりつつあるのである。
この神想観を終りたる後も、常に間断なく、大生命の癒しの力が休みなく私に流れ入って、最早や病の存在する余地を与えないのである。 神の護りに感謝いたします。』
谷口雅春師 『生活の智慧365章』 より