あなたは先ず自分自身を赦さなければならないのです。
自分自身を責めたり、自分自身と戦っているようなことでは、自分自身に対して和解ができないのです。
自分自身に和解ができないようなことでは、他の人とも和解ができないし、神とも和解ができないのです。
激しく他を責める人は、本当は、自分自身をイマイマしく思っていることの反映として、他の人を責めたくなるのです。
彼が他の人を責めるのは、自分自身を責めていることの代用作用であります。
自分自身を赦し、自分自身を拝み、自分自身と和解したとき、あなたはまた、神とも和解ができるのです。
神は常にあなたを赦してい給うので、あなたの方が神に対して和解するならば、神とは何時でも手をつなぐことができるのである。
神に和解するとは、神を神罰を当てるような無慈悲な方だとは思わないことです。
谷口雅春師 『白鳩』誌 昭和39年12月号 より